勤務と独立開業、どちらがいいか?

大阪の整体学校 心身楽々堂・整体法講座

私は、迷うことなく、独立開業を勧めます。

リスクは高いし、本当にたいへんです。
自分のすべてを注ぎ込む、そのようなエネルギーの使い方が必要です。
しかし、非常に充実感があるし、幸せです。
苦労も困難も、乗り越えるべき課題であり、ありがたく感謝ができるようになります。

勤務については、ロクな話を聞きません。
たとえば・・・

ある整体学校を卒業したら、系列店に就職を斡旋された。
安い給料で働かされ、しかも研修費という名目で、給料の半分はもっていかれる。
しかも、教えられる技術では、どうも人を治すことができない。
ついに月収が、4万円程度になった。
我慢できずに辞めようとしたら、この業界で生きていけなくしてやると脅された。
仲間の先生と弁護士を雇い、やっとのことで辞めることができた・・・

そんなことが実際にあるようです。
なので、甘い話、うまい話には十分に注意をしてください。
学校へ行くなら、必ずその学校の卒業生の生の声を聴いてみることです。
そして、お金を出して、施術を受けてみることです。

それに対して、独立開業は・・・

私は24年間、大企業に勤めていました。
給料もまあまあよかったし、社会的認知度も高かったし、処遇も悪くありませんでした。
でも、自分が本当にやりたいことをやっていない、自分の力が出し切れていない。
とても贅沢な悩みかもしれませんが、それに非常に悩みました。

不景気になってからは年収が下がり始め、それに対してどうしようもなくなりました。
子会社への出向を命じられ、年収が一気に6割になった同僚の話を聞きました。
突如、地方への転勤を命ぜられ、家族バラバラで何年間も過ごす人もたくさんいました。
いつ自分もそうなるかわからない・・・常に不安でした。
悩み、もがき、数年間、人には言えないうつ状態に陥り、ものすごく苦しみました。

マーケティング、コミュニケーション、都市作り、自己啓発、能力開発、武道稽古、身体調整、健康、自然、精神世界、社会貢献・・・
自分の専門分野や、興味あるものの先に、整体の仕事がありました。
それまでバラバラで進めていたものが、整体師という仕事で、ひとつに結ばれました。
そして、40代半ばで整体師に転身、それも独立開業という、無茶苦茶な選択をしました。

ほんとうにたいへんですが、整体師は自分の天職です。
チラシ作り、ホームページ制作、ブログ、すべて自分でやっています。
毎日が充実しているし、次から次へ学びたいことがあります。
また、本当に困っている人の力になれた時は、身体中が震えるほどの喜びがあります。
患者さんと一緒に泣いたことも、何度もあります。
そんな生きる喜びが味わえるのは、独立開業ならではだと思います。

こんな私にもできたのだから、みなさんにできないはずはありません。
若い方なら、なおさらのことです。
ぜひ自分の夢は大きくもって、挑戦をしていただきたいと思います。

整体師を志す方へ
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