絶対に「立つ鳥跡を濁さず」を心がける

他の仕事から、整体師に転身を考えておられる方に、ぜひ心していただきたいこと。
それは、「立つ鳥跡を濁さず」ということです。
つまり、現在の仕事をきっちりと勤めあげ、気持ちよく新しい仕事に向かうということです。

今の仕事や会社が嫌で仕方がない。
そんな方もおられるでしょう。
私も、正直に申し上げると、多少なりとも、そんな気持ちがありました。
退職前は残っていた有給休暇をすべて消化し、上司や同僚に嫌な顔をされたこともありました。
でも、結果的には円満退職をし、拍手と握手で送り出してくださいました。

退職にあたって、直属の上司、所属本部のトップ、総務部長の面談を受けました。
お聞きすると、ほとんどの退職は、何かわだかまりが残るそうです。
つまり、会社への不満があったり、ライべル会社へ移籍をしたり、あるいは競合事業を興こす。
そんな、諸手を上げて喜べる退職は、あまり無いそうです。

私の場合は、退職理由が、整体師として独立開業することです。
会社の事業と何ら関係ありません。
また、想いと志をもっての挑戦ですし、人さまの健康に関わる立派な仕事です。
上司たちはもちろん、みなさんから祝福され、応援されました。
そういう意味で、本当に幸せだったと思います。

前述の通り、会社に対する不満はありました。
でも、24年間も在籍させていただき、仕事をするフィールドを与えてくれたのです。
生活の糧となる給料をいただきながら、たいへん貴重な経験と勉強をさせていただけた。
そういう意味で、会社には心から感謝をしております。

会社の上司や同僚とは、今も良い関係が続いています。
整体を受けに来てくれる人はあまりいませんが、時々、飲み会に誘ってくれます。
在籍中は、苦楽を共にした仲間たちです。
久しぶりに会うと、本当に懐かしく、嬉しい気持ちになります。

いつか、会社のために恩返しができるようになりたい。
そういう考えのもと、ある事業を企画しています。
まだここでは発表できませんが、今年中には実現をしたいと考えています。

それは余談ですが、「立つ鳥跡を濁さず」。
くれぐれも、それを心がけていたければと思います。

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