手技にせよ、集客法にせよ、私が講座でお伝えしているのは、ひとつの「型」に過ぎません。
そこを勘違いしないように、いつも門下生には伝えています。

繰り返し、「型」を練習する、実践する。
それによって、すこしずつ「形」になります。
つまり、さまになってくるのです。

その過程で、さまざまな経験をします。
壁にぶち当たり、困ったり、悩んだりします。
もうダメだ、やめようと思うほど、絶望に陥ることもあります。
逆に、大きな感動を味わうこともあります。

その経験を通じ、気付き、学びを得て、創意工夫をします。
さらに練習、実践を続けます。
その繰り返しで、「技」となる。
技とはそうやって、身につけていくものです。

そこに王道はありません。
横着をしていては、本物の「技」は身につきません。
本物の技を持たないものは、プロとしてはやっていけません。

私共でお伝えする型が優れているのは、技のような効力を発揮するということです。
つまり、素人が施術しても、びっくりするような結果が出る。
しかも、極めて安全で、やさしい手技です。
だから、安心して練習できるし、楽しく練習ができる。

しかし、そこで勘違いしてはならない。
本物の技となるのは、まだまだ先だということを自覚して欲しい。
謙虚に、貪欲に、練習と実践を重ねて欲しい。
そのために、一年の受講期間を設けているのです。

金曜日から開講している「応用講座(2)」も、今日で三日目です。
昨日は、立位での手技をお伝えいたしました。
これなら、いつでも、どこででも、誰にでも施術ができます。
しかも、簡単です。
この施術だけで、数十年来の肩こりが解消された方もいます。
ぜひ、多くの方に施術して差し上げてください。

応用講座(2) 立位の施術の練習