「生きた学びを」

講座の一環として、修了生に、シミュレーション(整体院模擬実演)を行っていただきます。
亜紀先生にお客さまになっていただき、研修生全員が見守る中で、問合せや予約の電話応対から、お出迎え、問診、検査、施術、アフターフォロー、施術料の授受、お見送りまでを実際にやっていただくのです。
事後に、全員で感想や意見を述べ合い、それを全員で共有します。

  • 電話の時に、これを聞くべき
  • 電話では、このような言葉がけが欲しい
  • 出迎える時の笑顔が、とてもよかった
  • 問診時に、話し過ぎ
  • ~という口癖が気になる
  • この手技に、難あり
  • 施術時の姿勢が、よくない
  • これでは、次のリピートをする気にならない
  • この心遣いがよかった
  • 施術料授受の方法に不快感を感じる
  • 話をする際の、両者の位置関係や距離がよくない

良い点、そうでない点、実にさまざまな意見や感想が出ます。
実際に整体院を経営する際は、誰も言ってくれません。
お客様は、不快感があると、よほどのことがない限り、黙って去って行きます。

指摘された点、感想、意見をひとつひとつ吟味してみる。
その上で、どうすべきか考える。
実演者にとっても、見る者にとっても、ここだけでしか得られない貴重な学びを得ることができます。

応用講座(4)シミュレーション後の話し合い