今年、セドナの大自然に触れ、先人たちの魂に触れた。
私の中で、何かが変わった。
いのちという、全的なもの。
確かにここにあるが、とらえようのないくらい大きなもの。
その営みに真摯に向き合い、寄り添うことを我が天職と為す。
それが、私が目指す整体師の姿だと気付いた。
テクニックやノウハウだけに、とどまらない。
本当に伝えたい、大切なことがある。
いのちをはぐくむこと。
いのちをかがやかせること。
いのちをつなぐこと。
人が為すことは、この三つに集約されるのではないか。
自分のいのち、他者のいのち、すべてのいのち。
それをはぐくみ、かがやかせ、次の世代へとつないでいく。
それが、現代においては、忘れられ、踏みにじられ、根絶やしにされつつある。
このままでは、きっと世界が終わる。
しかし、決して終わりはしない。
力強く鼓動するいのちは必ず目覚め、響き合うだろう。
「真の勇者とは、闘う者ではない。真の勇者とは、真実の上に生きる者である」
ネイティブアメリカンの精霊から伝えられた言葉が蘇る。
いま、既成の枠を超え、集いつつある真の勇者たちの確かな息吹を感じる。
これから迎える新しい年が、楽しみでならない。