「戦力外通告」
昨夜、珍しくテレビを観ました。
プロ野球選手の戦力外通告の特番でした。
戦力外通告とは「主にプロスポーツにおいてチームに所属する選手に対して、すでに自チームの戦力構想から外れていることを通告すること。選手契約の解除や選手整理を意味する言葉」です(Wikipediaより引用)。
サラリーマンで申すと、いわゆるリストラや肩たたきでしょう。
野球に人生をかけてきた男たちが、突然、戦力外通告をされる。
その時、彼らは何を想い、どう行動するのか、その後、どんな人生を歩むのか。
番組では、それを追っていました。
私は、プロ野球にはまったく興味がありません。
しかし、目が離せなくなりました。
男にとって仕事は命であり、その厳しさや、それをめぐる悲喜交々は、身につまされる想いがするからです。
取り上げていたのは、20代の選手ばかりでした。
トライアウトという再挑戦をする者、それさえあきらめる者。
首の皮一枚でつながる者、あきらめて就職活動をする者・・・いずれも厳しい道です。
人生、それぞれです。
厳しい試練が、彼らの人生を豊かにすることを願ってやみませんでした。
それにしても、厳しい世の中です。
サラリーマンであっても、安穏とはしていられないでしょう。
いつ何時、戦力外通告を受けるか、わかりません。
いずれにせよ、自分の人生は他人任せにせず、自分で切り開くべきだと思います。
さて、本年も今日で終わりです。
今年、あなたは満足のできる仕事ができましたか?
来年に向けて、希望に燃えていますか?
勇気をもって新しいことに挑戦し、未来を切り拓く覇気に満ちていますか?
新年が、あなたにとって、最高、最幸の年になりますよう、心より願っております。
一年間、お世話になり、たいへんありがとうございました。
2013年12月31日
西田 聡