3.学び続ける環境(師や仲間の存在)

整体師は、あらゆることが勉強の対象です。
また、一生が勉強です。
これでいい、というところはないと思います。
勉強を止めたら、整体師生命は終わると私は考えております。

なぜなら、人間と深く関わる仕事だからです。
人間は自然の一部であり、どこまでも広く、深く、遠いものだからです。
宇宙そのもの、そう言っても過言ではないと思います。
だから、整体師にとっては、日常すべてが勉強であり、一生が勉強なのです。

ところが、一人で学ぶのは、難しい。
つい怠けてしまうし、モチベーションを維持するのは、たいへんです。
そんな時、助けになるのが、師であり、仲間の存在です。

私は、整体師になりたいなら、学校を探すより、先生を探すべきと思います。
この人に学びたい!・・・そう思える先生を探すことです。
私は、そうしました。

この人のようになりたい、この人のように生きたい。
私は、そう思える先生に出会えました。
とても幸運だったと思います。
その先生に教わったからこそ、私は整体師として生きていけるようになりました。

単に稼げる、生計が立てられるということではありません。
自分の力で、自由に、幸せに生きること。
それを、その先生から学ばせていただいたのです。

残念ながら、先生は他界されました。
しかし、不思議な感覚ですが、先生は私の中で生きておられるのです。
いつも見守ってくださっているし、教え続けてくださっているのです。
先生に恥ずかしくない生き方をしたい。
それが、私にとって高いモチベーションとなっています。

だから、師とよべる先生の存在が、とても大切に思います。
武道の世界でも、「師を探すのに三年かけよ」と言います。
それと同じだと思います。

そして、共に学ぶ仲間の存在も、とても重要です。

整体師は、自営業であり、一匹狼です。
自由でいいのですが、その反面、とても孤独です。
日々の仕事や生活の中で、悩み、苦しむこともたくさんあります。
また、一人でできる経験は、たかが知れています。
独善に陥ることも、あります。

今は、インターネットというありがたいインフラが整備されています。
遠方にいても、密なコミュニケーションがはかれるツールがたくさんあります。
無料で電話もできるし、動画を使ったやり取りもできます。
これを利用すれば、遠方にいても、相談したり、情報交換したりできます。

冒頭に述べた通り、整体師は毎日が勉強であり、一生が勉強です。
勉強を止めたら、成長が止まります。
成長が止まったら、この仕事はやっていけません。

ただし、苦しい勉強など、誰もしたくありません。
勉強は、真剣に、そして楽しくやってこそ、身に付くものだと思います。
それをするためには、良い師と、良い仲間の存在が、とても大切だと私は思います。
整体学校を選ぶ際に、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、たいへんありがとうございました。

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