心整体法宣言


2015年7月1日、医療情報研究所よりDVD教材「心整体法宣言」がリリースされました。

心整体法宣言セット

商品詳細やお求めは、以下のページにてお願いいたします。
http://www.seikou-chiryouin.com/nishidasatoshi_01-s1/

感慨無量

心整体法宣言感慨無量

昨日、医療情報研究所さんが、私のDVD教材を届けてくださいました。

私にとって、初めての出版物です。
たとえ100セットであっても、第三者の手によって、自分の想いや考えが物質化され、流通する。
実物を手に取った時、その事実が胸に迫ってきて、何とも言えない嬉しさと充実感がこみあげて来ました。
感慨無量です。

昨年、同社からお話をいただいた時、お断りをしようと思いました。
未熟な整体師である私ごときが、プロ相手に教材を出版するなど、分不相応と感じたからです。
何となくですが、「カタチに残す怖さ」もありました。

しかし、その一方で、広く伝えたいことがありました。
それは、一言で申し上げれば、

「整体や整体師のあり方」

です。

私は、整体の仕事を通じて、一貫して「いのちを輝かせて生きることの大切さ」を伝えようとして参りました。
いのちを輝かせて生きるとは、“自分らしく、自立して、自由に生きる”ことです。
それは、昨今、自然栽培農家である岡本よりたかさんと共同で唱え続けている、“自然と寄り添う新しい生き方”でもあります。

私たちは、既成概念や一般常識、あるいは強固な社会システムに縛られて生きています。
それから逃れることは、できません。

しかし、心だけは、縛られることはありません。
たとえ身体が不自由だろうが、借金で首が回らなかろうが、牢獄に閉じ込められようが、心は誰も縛ることはできません。
心の自由があれば、自分の運命や人生を大きく変えていくことが可能です。

それにも関わらず、自分で自分の心を縛り付けて苦しんでいる人が本当に多いことを、整体の現場で実感して参りました。
自分の整体を「心整体法」と名付けたのは、このような理由があります。

このようなこの想いを礎に、いま、そしてこれから、整体や整体師がどうあるべきか。
本DVD教材では、現時点での私の考えを述べさせていただきました。

製作は、思いのほか、難航しました。
撮影するまでの構想やコンテンツ製作もたいへんでしたが、それ以上に各種販促ツールの製作がなかなか進展しませんでした。
わかりにくいテーマゆえ、ライターやデザイナー等、関係者の方はご苦労されたと思います。

加えて、印刷会社の企画ディレクターという前職のキャリアが大いに邪魔をしました。
文章、デザインなど、細かなことについて、妥協ができないのです。
しかし逆に言えば、あの時代に鍛えられたからこそ、妥協しないモノづくりができたと、当時の顧客や上司に、改めて感謝をいたしました。

おかげさまで、100%満足のできる教材になりました。
今後、お叱りやご批判をいただくことが多々あるかと思いますが、全力を尽くしたからこそ、どのようなご意見にも素直に耳を傾け、糧とすることができると思います。
そして、さらに次を目指したいと考えております。

私ごとき者を取り上げていただき、わかりにくいテーマの教材を商品化してくださった医療情報研究所さんの深い懐とご英断には、何と感謝してよいかわかりません。
本当に、ありがとうございました。

ご担当くださった同社の内田さんは、私の我がままや厳しい注文に、真摯に耳を傾け、上司を説得し、迅速にご対応をくださいました。
何よりも内田さんが「売れようが、売れまないが、関係ありません。先生が本当に伝えたいことをカタチにしましょう」とおっしゃってくださったからこそ、出版を決意しました。
心から感謝を申し上げる次第です。

同社に私をご紹介くださった埼玉県の先生。
会ったこともない私をご信頼くださり、ご紹介くださったこと、心から感謝をしております。
先生のご推薦がなければ、今回の出版は実現しませんでした。
本当に、ありがとうございました。

常に私の成長を助けてくださる心身楽々堂のお客さま、そして整体法講座の門下生たち。
みなさんに真剣に向き合い、共に過ごしたからこそ、私は技や思想を深めることができたし、心整体法を着想することができました。
心から感謝をしております。

出版にあたり、相談にのっていただいた先生方。
先を行き、ご活躍されている先生方が背中を押してくださったからこそ、私は教材出版を決意しました。
みなさんの励まし、応援に、心から感謝をしております。

業界は違えど、盟友と呼ぶべき人たちの存在も、忘れることはできません。
みなさんの言葉にヒントを得たり、みなさんの生き方に触発され、私は自分の技や思想を磨いて参りました。
本当に、いつもありがとうございます。

パートナーである森 亜紀子は、常に私を支え、励まし、時に厳しい意見を言ってくれました。
着想段階から、ずっとこのプロジェクトに付き合ってくれ、時には深夜まで話し合いをしたり、一緒に内容のチェックをしてくれました。
貴女の存在なしに、本教材は完成しなかったでしょう。
本当に、感謝をしています。

そして、ずっと私を見守り、導き続けてくださっている亡き師匠である、村松幸彦先生。
先生の存在が無ければ、私は整体の道を歩んでいませんでした。
二年足らずという短い時間でしたが、人生をかけて先生と過ごしたあの濃密な時間がなければ、今の私はありませんでした。
改めて、深く、深く感謝をする次第です。

まだまだ述べたいことはたくさんありますが、本日はここで止めておきます。
みなさん、本当にありがとうございました。

2015年7月4日(土)
西田 聡

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