当たり前ですが「自分次第」としか答えようがありません。
どのような仕事であれ、同じだと思いますが。

ただ、私の実感として申し上げられるのは、次の2点です。

・整体師を生業とするのは、非常に困難である
・整体師の仕事には、無限の可能性がある

大切なのは自分の想いと志だと、私は考えています。

なぜ整体師になりたいのか。
整体師になって何をするのか、何を目指すのか。
どのような整体師になりたいのか。

それを十分に考え抜き、土台や芯がぶれないようにする必要があると思います。

整体師は、国家認定の資格ではありません。
ゆえに、誰にでも、いますぐにでも、独立開業ができます。
しかし、生業として成立させるのは、至難の業です。

独立開業の場合、経営が軌道に乗るまでは、少なくとも2~3年はかかるとみた方が無難です。
開業する地域によりますが、概して都心部では、競争が激しいです。
競争は、同業者だけに限りません。
広告宣伝をしても反応が鈍く、店が周知されるまでに時間がかかります。

整体師として勤務する場合ですが、私には経験がないのでわかりません。
ただ、経験のある知人や友人に聞くと、口をそろえて、処遇はよくないと申しておりました。
ゆえに私は、どうせやるなら、独立開業することをお勧めいたします。

整体師のマーケットは、事実上無限大だと思います。
身体をもたない人間など存在しないし、基本的には、身体には国も人種もあまり関係ないからです。
特に私たちの手技は、器具も道具も使いません。
完全に手技のみであり、自分の身ひとつで、どこででもやっていけます。

ゆえに、やり方次第、自分次第で、いくらでも市場を切り開けるというのが、私の見解です。

●講座のウェブサイトに「整体師を志す方へ」というコンテンツをご用意しております。職業として、整体師・セラピストをご検討の方に、ぜひお読みいただきたいと思います。
http://juku.shin2raku2do.jp/index.php?go=PRwIIl

基礎講座(2)の実技練習風景