「経営法について」

経営の基本は、「三方よし」です。

三方よしとは、近江商人発祥と言われている、商売の鉄則です。
現代にもそのまま通じます。
三方よしとは、

・売り手よし
・買い手よし
・社会よし

売り手、買い手、社会の三方にとって、本当によいこと。
それを商売にすべき、あるいはそうなるように商売すべきという教えです。

一方で、経営とは、究極を申せば、やるべきことは、たった二つだけです。

・新規のお客さまにご利用いただくこと
・一度来てくださったお客さまに繰り返しご利用いただくこと

さらに、シンプルに申しましょう。

・知ってもらうこと
・覚えてもらうこと

この二つを、いかにコストをかけず、効率よく行うか。
それが、本講座でお伝えする経営法の基本です。

経営を伸ばすためには、ごく一部の例外を除き、時間がかかります。
ゆえに、いかに早くスタートを切るかが、大きな鍵となります。

しかし、業界未経験者は、何をすればよいのかが、わかりません。
さらには、どこから手を付けてよいのか、わかりません。
セミナーやノウハウ本に振り回され、無駄なことをすることも多いです。

本講座では、主宰者の経験に基づく経営ノウハウを、すべてお伝えいたします。
それも、押し付けではなく、各人の想いや志、諸事情、開業地域特性等に応じたことを一緒に考え、取り組んでいくという姿勢を大切にしています。

だから、本人の気持ちがしっかりしていれば、必ず開業できます。
そして、きちんと行動をすれば、目標とする収入が得られるようになります。

一般の整体学校は、通り一遍の経営法しか、教えません。
また、現役を外れた者たちが、講師をしています。
中には、自営した経験すらない者が講師をしている学校もあります。
経営とは生き物であり、机上の空論が通じるほど、甘い世の中ではないのです。
だから、卒業しても稼げない人間ばかりになるのです。

また、一般の整体学校は、教えることが目的になっています。
一通りのカリキュラムを修了したら、それで終わり。
あとは、自分でやりなさい。
そんなところが、圧倒的大多数です。

一人ひとりに合わせた、きめの細かい指導をする。
成幸するまで、寄り添い、見守り続ける。
短期間で生業として成立させるためには、そのような取り組みが必要です。
手間がかかり過ぎるため、一般の整体学校では絶対にやりません。

本講座の目的は、みなさんに成幸していただくことです。
みなさんの成幸なしに、私の成幸もありません。

総合講座のプログラムは、いちおう一年で修了します。
しかし、修了したら、それで終わりではありません。
修了後も、何度でも講座にご参加いただけます。
現場で生じた問題、不明点、疑問など、ぜひ講座に持ち込んでください。
私はもちろん、みなさんで考えましょう。

経営法 講義の様子