「対話法について」

本講座でお伝えする対話法とは、単なる対人会話テクニックではありません。
一整体師として、お客さまや社会とどのような関わりをもっていくか。
本講座では、そのような視点で、対話をとらえ、考え、学んでいただきます。

対話は、店舗を作る、ホームページを作る、チラシを作る。
そこから、始まります。
屋号をどう決めるかも、対話の重要な要素です。
日々のお客さまとのやり取りも、もちろん非常に重要です。
さらに申せば、施術も、大切な対話のひとつです。

対話の基本は、二つあります。

・自分の根と軸をしっかりと持つこと
・相手をよく知ること

こう考えると、対話とは単なる会話テクニックではないことが、おわかりでしょう。
対話には、技術や理論、そして経営の要素も含みます。
すべてが一体となってこそ、真心がこもった、実のある対話が成り立ちます。

多くの整体学校では、単なる会話術しか教えません。
何を伝えるか、どう伝えるか。
それに終始しています。
もちろん、それらは非常に大切です。
しかし、誰が伝えるか、誰に伝えるか、という視点が抜け落ちています。

同じ人間は、二人いません。
この当たり前の事実を、完全に無視しているのです。
だから、いくら学んでも、うまくいかないのです。
自分の「術」として使えないのです。

話すことも大切ですが、聴くことはもっと大切です。
そのことも、一般的には教えられていません。

本講座では、本質をおさえ、真に意味のある対話法を学んでいただきます。
ここで身につけた力は、たとえ整体師にならずとも、きっと役立つはずです。

対話法の講義