【継続は力なり】
西田です。
「継続は力なり」
私がこの言葉を初めて耳にしたのは、大学受験の時でした。
高3の時は、まったく受験勉強をせず、志望する国立大学を受験したのですが、見事に不合格。
浪人することになりました。
この一年、必死で勉強しようと思いました。
浪人を決めた友人たちは、例外なく予備校へ行きました。
でも、私は自宅浪人(宅浪)を選びました。
予備校はお金がかかるし、親に負担をかけたくなかったからです。
それに外へ出かけると、絶対に遊ぶと思ったからです。
そんな私が選んだのは、「大学受験ラジオ講座」でした。
講義は毎日30分、テキストは毎月500円くらいだったと記憶しています。
そんなもので、本当に志望大学に合格できるのか、最初は心配でなりませんでした。
しかし、ラジオ講座の講師たちは口を揃えて、
「予習、復習をきちんとし、真剣に毎日の講義を聴講すれば、必ず学力は向上し、志望の大学に合格できる。継続は力なりである」
とおっしゃいました。
その言葉を信じて、一年間がんばって受講をし、そして志望の大学に合格することができました。
「継続は力なり」を身をもって経験しました。
しかし、やみくもに継続すればよいというものではありません。
大切なのは、正しい方法、方向を知ることです。
それなしに継続しても、意味がなかったり、やたら時間がかかったり、最悪の場合は、逆効果になることも少なくありません。