【関東進出】

来年、関東へ進出する。
4月から、関東地区で総合講座を開講することに決めたのだ。

大きな理由が、二つある。

一つは、以前より、東北や北関東の方から「整体法講座を受講したいが、とても大阪まで通えない」とのご意見を頂戴していたためである。

もう一つは、関東地区在住の門下生(修了生)を指導者として育成するためである。

正直に申し上げて、迷った。
時間、労力、経費、さまざまな面において、非常に負荷が高いからである。

しかし、新しいステージに上がるためには、動く必要がある。
これまでにやってないことをすべきである。

そう考え、決断した。

かつての私のように、生き苦しい(息苦しい)人は、決して少なくないだろう。
毎日が辛くて仕方がない、夢や希望が持てない、どんどん自分が自分でなくなっていく…

そんな人に、内発的な欲求や、ほとばしる情熱に従って生きることの素晴らしさを伝えたい。
誰もが例外なく、最初から大いなる恵みを与えられ、可能性に満ちた存在であることを知って欲しい。

現代を生きる大半の人は、目に見えない鎖に縛られて生きている。
縛られて生きるのが当たり前だと思い込んでいる。

かつては、私もそうだった。
自分は、組織に所属し、組織に守られねば生きていけないと思い込んでいた。
不自由さや窮屈さは、仕方のない代償だと信じ込んでていた。

しかし、そうではなかった。

どんなに困難に思えることでも、圧倒的に不利な状況であっても、自分を信じて行動すれば、道は開かれることを知った。
がんじがらめの現代社会においても、自分らしく、自立して、自由に生きることが可能だと知った。

この事実を、知って欲しい。
そして、輝こうとしている命の灯を、どうか絶やさないで欲しい。

町の夜景を眺めると、輝きたがっている命の灯が無数にあることを感じる。
その中の、たった一人でもいい。
本気で、生き方を変えたい、人生を変えたいという人に出逢いたい。

そんな想いで、関東進出を決めた。
この決断が、誰かの勇気と挑戦を後押しできることを願って…

「健康とは、単に身体のことではなく、単に病気でない状態のことでもない。健康とは、体・心・魂が、ひとつの生命体として調和し、リズムを保っている状態のこと。魂が、心と身体を通して自由に表現されている状態である」

―――ドクター ランドルフ・ストーン(ポラリティセラピー創始者)

夜景