●本講座でお伝えする手技療法の系譜について
本講座でお伝えする「無痛自然療法」。
これは、下記のような系譜をたどります。
・森原貞雄先生
↓
・藤原雪修先生(京都手技研)
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・山田 洋先生(自然形体療法)
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・村松幸彦先生(回復法、心躰法)
現在のような「型」になって伝えられるようになったのは、おそらくは山田先生からだと思われます。
しかし、その根幹を成す原理や思想は、森原先生をルーツとすると考えられます。
私が師事したのは、村松幸彦先生のみであり、修得したのは回復法と心躰法のみです。
山田 洋先生には、お目にかかったことすらありません。
また、村松先生にはもう一人、恩師がおられたそうです。
大阪の長尾 弘先生です。
長尾先生も整体やヒーリングを手がけられていたようですが、村松先生は手技ではなく、「心」や「生き方」の面で長尾先生の薫陶を受けていたと聞かされております。
なお私自身は、便宜的にこの療法を「無痛自然療法」と呼んでいるに過ぎません。
自然形体にせよ、回復法にせよ、それを名乗るには、いわゆる「上納金」が必要だからです。
また、武術の理合いや他の手技など、私が独自に学んだものもたくさん取り入れているため、それぞれとは異なったものとなっているからです。
と申しても、新しい流派を創始しようなどと大それたことは考えておりません。
写真は、左が山田先生、右が長尾先生です。
お二人を始め、上記にあげた先達の先生方のご苦労と功績のおかげで、今の私たちがあります。
先生方に対する感謝の気持ちを、ひと時も忘れてはならないと思います。