【手当て】

西田です。

私どもでお伝えしている整体手技療法は、“手当て”が原点です。

子どもの頃、お腹が痛くなった時、あるいは頭をぶつけて痛い時、母親がそっと手を当ててくれると、痛みがやわらいだ…
そんな経験を持つ人は、少なくないと思います。
これが、原点です。

また、赤ん坊を寝かしつける時に、おんぶしてやさしく揺らしてやったり、頭をそっと撫でてやったり、あるいは布団をトントンとゆっくり叩いてやったりしますね。
これも、原点です。

やさしさ、ぬくもり、やすらぎ。
それを手から伝える。

技巧的に申せば、いろいろ留意点はあります。
呼吸、触れ方、圧、速度、リズム、箇所や場所、姿勢…

しかし、何よりも大切なのは、「心」です。
愛、感謝、思いやり。
相手を思う、真心があるかどうか。
まずは、これです。

私どもが「心整体法」を名乗る理由のひとつは、ここにもあります。

さて、以前にもご紹介しましたが、この本はとてもお勧めです。
特に本講座受講生には、必ず読んでいただきたいと思います。

手の治癒力